走るダンシャクのブログ

趣味でランニングを始めたオヤジが初めてのフルマラソンでサブ4を目指し達成した挑戦日記です。これまでは漫然と頑張ってトレーニングを行っていたのを、きちんと計画を立ててトレーニングをするようにしました。同じように初心者のランナーの方でフルマラソンでサブ4を目標としている人の参考になれば幸いです。

小江戸で使用した補給食・サプリの使用結果

先日の小江戸川越ハーフに持っていったサプリと補給食は先日ご紹介しました(写真の通り)。結果的にはすべて使用しました(笑)。写真の順に使用感など列記していきます。

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芍薬甘草湯
足攣り対策用に朝出かける前に飲んでいきました。家を出たのが5時30分くらいでしたのでその頃に飲んだのですが漢方薬は長い時間をかけて効果が発揮されるものなので、当日飲むのではなくて数日前から飲み始めたほうが良かったのかもしれません。先日ご報告したとおり、レースの終盤で右脚ハムストリングを攣ってしまったのですが恐らく足攣り体質のまま当日の朝だけ芍薬甘草湯を飲んでもレース終盤の時間帯には朝飲んだ芍薬甘草湯は時間が経ちすぎて効いていなかった可能性が高いと思われます。今後のレースでは数日前から飲み始めて、レースのスタート30分くらい前にもう一回飲むことにしてみます。
 
MAURTEN DRINK MIX 160
パッケージの裏面には、水に溶かしたらなるべく早く飲むように書いてあるので、前の晩には溶かさずに当日溶かしました。自前のドリンクボトルに水を入れて作ろうかとも思いましたが、レース会場でスタート間際まで飲んでいると最後にボトルをロッカーにしまいに行くことになるかもしれないと危惧してペットボトルの水で作ることにしまいた。それであれば飲み終わったあとに捨てれば良いだけだからです。でも後から振り返りますと、やはりドリンクボトルに作ったほうが良かったかもしれません。以下使ったときに感じた特徴的なポイントです。
・ ペットボトルにMaurtenを入れるのが大変
ドリンクボトルを使えばこのストレスはありませんが、ペットボトルにMaurtenを入れようとすると大変でした。Maurtenは顆粒ではなくて細かい粉状です。ですのでペットボトルの細い口から入れようとしてもなかなか袋から少しずつ出てこないで気を付けないと一気に塊のように出てきます。時々袋の上から指で中身をほぐしながら慎重に少しずつ出す必要があります。私は電車の乗り換え時間に結構余裕があったので、乗り換え待ちのときにベンチに座って落ち着いて入れることができたのですが、これは揺れている電車の中とかではかなり難しいと思いました。そう考えると前の日にミックスしておいたほうが良いかもしれないです。できれば顆粒にしてもらうと入れやすいと思うのですが・・・。
・ なかなか溶けない
これがまた結構苦労しました。苦労してペットボトルにいれたMaurtenですが、中で見た目ほとんど溶けずに下に溜まっています。かなり長い時間ペットボトルをシャカシャカ振って溶かそうとしましたがそれでもなかなか溶けません。水が冷たいと溶けにくいかもしれないと思ってペットボトルは前の晩から常温にしておきましたがこれほど溶けにくいとは。しばらく放置したほうが良いかと思い10分くらい放置してから再度シャカシャカ振ったところ、さっきよりは少し溶けたような気がしましたがそれでもまだだいぶ溶けていない部分が溜まっているのと、水中にゲル化したようなものが沢山漂っています。10分放置してはシャカシャカ振ってということを繰り返しているうちにようやく完全に溶けた感じになりましたが、その時間はすでに飲むのを開始する時間でした。この点からもやはりこのMIXは前日から作って冷蔵庫に入れておいたほうが良いと思います。
・ 味はかなり薄味
飲んだところ、味は相当な薄味です。ランニング用の補給ドリンクというイメージだとかなり甘いのを想像しますが、スポーツドリンクよりはるかに薄い味で、ちょうど薄めの葛湯のような味でした。私が使ったのは160というタイプで、320というものはもう少し甘いのかもしれません。私はレース前に飲みましたが、レース中に飲むのならこれくらい薄味のほうが飲みやすいと思います。
肝心の効果の方ですが、途中でエネルギーが不足しているという感覚は全く無かったので恐らく効き目があるのだと思います。19キロで脚が攣ってしまったので最後はそちらに気をとられてしまいましたが、昨年の秋に地元の練習レースに出たときとは大違いでした。エネルギーが不足してくると両手に痺れたような感覚が出るのですが、今回はそのような感覚は全く出ませんでした。これは今後出走するレースには欠かせないと思いました。
 
ATHLETUNE ENERGAIN
MAURTENがクエン酸と一緒にとるとダメということだったので、このATHLETUNE ENERGAINを摂るのは若干心配がありましたが、MAURTENは飲んで17分で小腸に移動するとMAURTENのホームページには書いてあったので、MAURTENを飲み終わって20分経過すれば大丈夫であろうと考えて時間を開けて飲みました。味も美味しくてゼリー状なので飲みやすく気に入りました。今回のレースは終盤で脚を攣った以外はなかなかのペースで大部分の距離を維持できたのでやはり効果はかなりあったと思います。
 
ATHLETUNE POCKET ENERGY
今回持っていった中で一番「ちょっとこれは・・・」と思ったのはこのPOCKET ENERGYでした。今回持参したのはカフェイン入りのものだったのですが、味がコーヒー味で、ハイペースで走っているときにこのコーヒー味は若干辛かったです。ジョギング程度のスピードのときに摂るぶんには問題を感じなかったのですが、レース中にはちょっとキツイと感じました。カフェイン入なのでコーヒー味になったのかもしれませんが、やはりフルーツ風味のほうが激しい運動中にはあっていると思います。
 
ここでジョミ
脚が攣った後、最後の2キロのところで気分を切り替えるために「ここでジョミ」を摂ってみました。これ、効くような気がします。含まれている成分ももちろん効くのでしょうが、それよりもこの味です。結構刺激的な味と香りで、ハードな運動で疲れているところでこれが口に入ってくるとシャキッと目が覚めて身体中が覚醒したような気になります。決して美味しいとは言えないと思いますが不味いというわけでもなく、不思議な味です。これは将来のレースでもぜひ使いたいと思いました。
 
コムレケアゼリー
19キロで脚が攣り、ストレッチをしてから飲みました。グレープフルーツ風味でとても飲みやすかったです。攣った後はペースダウンしましたが、最後は少しずつペースを上げられたので、コムレケアゼリーが効いてきたのだと思います。漢方薬はどれくらいの時間効果が続くのか分かりませんが、フルマラソンでの足攣り防止のためには足が攣っていなくても途中で一回コムレケアゼリーを摂取したほうが良いかもしれません。
 
ATHLETUNE SPEEDCURE
ATHLETUNEのシリーズの中では、これが一番美味しくないです。POCKET ENERGYのコーヒー味は、レース中には辛いですが味そのものは美味しいですので普段食べても美味しいと思います。SPEEDCUREはマンゴー味なのですが、他のシリーズでは感じられないチキンエキスの香りが感じられ、かつまたマンゴーの味とどうも合わない気がしてなんとも言えない味です。
でもこれだけ激しく走った後なのに、昼食時にはかなり体が軽く感じられたので効果は高いのだと思います。なんと言ってもコンパクトなので走るときに持っていって終了後にすぐ飲めるのが良いです。
 
以上、使用したサプリ・補給食の感想でした。