走るダンシャクのブログ

趣味でランニングを始めたオヤジが初めてのフルマラソンでサブ4を目指し達成した挑戦日記です。これまでは漫然と頑張ってトレーニングを行っていたのを、きちんと計画を立ててトレーニングをするようにしました。同じように初心者のランナーの方でフルマラソンでサブ4を目標としている人の参考になれば幸いです。

小江戸川越ハーフマラソンで使う補給食・サプリ類

11月24日は小江戸川越ハーフに出走します。昨年はピーカンの好天だったのですが今年は天気が悪そうです。
ハーフですし気温も低いから汗はそれほどかかない筈ですのでそれほど補給を気にする必要はない筈ですが、東京マラソンでは必要になるものなのでその予行演習のつもりで使用します。
こちらが使用予定のサプリ・補給食です。ほぼ摂取予定順に並べていますが左から順に解説します。

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芍薬甘草湯
芍薬甘草湯は足攣り対策に有効です。
私は足が攣りやすいようで(加齢もあるでしょうが)、昨年10月に地元の練習ハーフに出た時は軽い脱水もあり、ゴール後に腰から下のあらゆる筋肉が攣って30分以上動けなかったことがあります。あるいは長めのランニングを夜おこなったり、ジムでちょっとハードな有酸素系スタジオプログラムを行った夜は就寝前に十分水分を飲まずに寝たりすると必ず夜中に足が攣ります。今回の小江戸は気温も低いので給水ステーションで普通に給水すれば脱水は心配ないでしょうし距離もハーフなので最近の練習量から考えれば足攣りは恐らく心配ないとは思うのですが念の為お守りとして芍薬甘草湯を家を出る前に飲んでおきます。
 
MAURTEN DRINK MIX 160
あのキプチョゲも使っているという最近話題の補給ドリンクです。今回初めて使ってみます。
アマゾンでも買えるのですがなぜか送料がとても高額なのでMAURTENのホームページで販売店を探して近くにあるのであれば行ったほうが良いかもしれないです。
人間が通常の活動をしているときに単位時間内に吸収できる炭水化物の量は決まっていて、それを越えないように胃が腸に送り込む炭水化物の量をコントロールするのだそうです。人間の体ってすごいですね。ところが、ランニングをしているときは激しく炭水化物を消費し続けているので本当はもっと腸に炭水化物を送り込んで良いのですが胃の調整機能でそれが阻害されているからカーボローディングで貯めた炭水化物を使い切ると、いくら補給食でエネルギー補給をしても一気に体が動かなくなるのだそうです。このMAURTENドリンクは、胃酸の酸度で炭水化物をカプセル化することによって胃を騙して炭水化物を腸に送り届け、腸内でカプセルが解き放たれて吸収できるというものなのだそうです。500ccの水に溶かして普通のドリンクとして飲むものです。倍濃度の320という製品もありますし、固形ジェルの製品もありますが、試しにこれを使用してみます。レース中は飲めないのでレースの前60分〜30分の間に少しずつ飲もうと思います。
 
ATHLETUNE ENERGAIN
この製品は一般のスポーツ用品店などでは置いていないのですがメーカーのハヤトから直接オンライン購入するかアマゾンで購入可能です。
ATHLETUNEには、アクティビティ前、アクティビティ中、アクティビティ後に摂取するための3種類の製品がありますが、この赤いパッケージのものはアクティビティ前用のものです。アクティビティ前用のものは実は私はまだ使ったことがありません。
今回使用するにあたってちょっと気になっているのはクエン酸が含まれている点で、先程のMAURTENが胃酸の酸度を利用して炭水化物をカプセル化していることから、クエン酸が影響してしまうのではということです。実際MAURTENの日本での発表会の質疑応答ではクエン酸と一緒に摂取しないようにという話が販売元から出たらしいです。でもMAURTENには必須アミノ酸類が含まれておらず、何だかそれが不安なので時間をずらしてATHLETUNEも摂ろうと思います。こちらはレース直前10分前くらいに摂取します。MAURTENは胃から腸に送り出されるのに17分かかるとのことなので、MAURTENをレース30分前までに飲み終わっていれば、レース前10分にはすべて腸に移動しているはずですので、その時間ならクエン酸が入っているATHLETUNEを摂取しても大丈夫ではという理屈です。
 
ATHLETUNE POCKET ENERGY
こちらはアクティビティ中に摂取するAHLETUNEです。POCKET ENERGYにはさらに3種類あり、オレンジ味、グレープ味とこの写真のカフェイン入のものがあります。 こちらは長距離の練習のときにすでに何回か使っています。ATHLETUNEが良いのは内容物が普通の補給食にありがちなドロドロベタベタのジェルではなくて、中途半端に固まったゼリエースのような食感である点です。補給食はいずれも糖度が高いので普通のジェルだと甘すぎて飲み込むのが大変ですし、飲んでもしばらく口の中が甘くてあまり気持ちよくありません。以前別の製品を使っていた時は口の中にしばらく溜めておいて少しずつ飲み込む感じで1本飲むのに相当な時間がかかりました。このATHLETUNEですと口にツルッと入って1〜2回噛んで一気に飲み込めるので、ものの10秒くらいで摂取が完了します。パッケージも薄いのでポケットやウェストポーチに入れて走るのも楽です。
MAURTENで腹持ちしたら必要ないのかもしれませんが念の為10キロ地点あたりで摂取しようと思います。
写真にはセロテープが付いているのが見えますが、これはメーカーのホームページに掲載されていた、レース中に簡単に開封するための工夫です。
 
ここでジョミ
変わった名前ですが、ジョミといのはマタギが秘薬として使用した果実の名前なのだそうです。
これはゴール直前に心身ともに疲れ果てて「もうダメだ・・・」と思ったときに摂取すると短時間だけ元気が出るというものらしいです。私は先程お話した昨年の地元練習レースの時は軽い脱水症状のほか、エネルギー不足にも陥り最後2キロほど歩いてしまったので、それを教訓にこの「ここでジョミ」を購入してみたのですが、その後幸いなことにそのような状況に陥っておらず一度も使用していません。使用期限もあるので今回は元気が残っていてもラスト3キロ地点くらいで使ってみようと思います。
 
コムレケア ゼリー
これは万一足が攣ったときに摂取するための芍薬甘草湯ゼリーです。ネットではこれを摂取したら攣った足がスッと楽になったという記事やあまり効果が感じられなかったという記事やいろいろですが、こちらもお守りとして持っておきます。このコムレケア ゼリーですが、普通の薬局に売っているのかと思って大手薬局の大型店舗数店を周りましたがゼリータイプはどの店でも在庫していませんでした。皆さんが買うときは無駄足にならないよう最初からアマゾンなどオンラインで買うことをお勧めします。
 
ATHLETUNE SPEEDCURE
これはアクティビティ後に摂るためのATHLETUNEです。回復専用のサプリも巷にいろいろ出ていますが、レース中用の補給食はコンパクトなものが多いものの回復専用のものは比較的大きいパッケージのゼリーか水と一緒に摂る顆粒タイプが多いですね。レース中用の補給食を回復目的で使っても良いようですがやはり専用品のほうが効果が高いのではないかという気がします。でもできればレース終わってなるべく早く摂取したほうが良いのでやはりレースに持って出られる大きさのほうが良いと私は思います。レースが終わって水を飲んでからどこかに保管してあるバックから回復系サプリを取り出してとかですと、レースが終わってからそれなりに時間が経過してしまいますし、そもそもサプリを摂るのを忘れてしまう可能性もあると思うのでやはり持って走りたいです。このATHLETUNE SPEEDCUREは大きさはPOCKET ENERGYと同じでとてもコンパクトなので良いのではと思います。これも今回初めて使うので楽しみです。
 
上の写真を見ていると、こんなにいろいろ摂って私の体は混乱しないのかとちょっと心配になりますがものは試しで・・・
 
レース後にこれらの使用感など別途ご報告します。
 

 

【第2類医薬品】ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒 20包

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Honeyplus「ここでジョミ」3本入

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【第2類医薬品】コムレケアゼリー 4包

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