走るダンシャクのブログ

趣味でランニングを始めたオヤジが初めてのフルマラソンでサブ4を目指し達成した挑戦日記です。これまでは漫然と頑張ってトレーニングを行っていたのを、きちんと計画を立ててトレーニングをするようにしました。同じように初心者のランナーの方でフルマラソンでサブ4を目標としている人の参考になれば幸いです。

トレッドミルでのMペースランニング

1月7日はMペース走の予定でしたが、あいにくの雨で、しかもうっかりランニングギアを一式会社に持っていくのを忘れてしまいました。ランステで一式レンタルして走るか、どこかで一式購入して走るかなど色々悩みました。今使用しているシューズもあと1ヶ月足らずで寿命を迎えそうなので買っても良いかとも思ったのですが、雨の日に新品をおろすのが嫌だったのでウェアは購入してシューズだけレンタルしようとほぼ決めかけていたとき、会社のデスクの引き出しにジム用ウェア上下プラス靴下が置きっぱなしなっていたことを思い出し、いっその事ジムのトレッドミルで走ろうと決断しました。外はかなり寒くて雨も降っているので風邪もひきそうな気がしたのもそう決めた理由の一つです。ジムのシューズはジムのロッカーに置いてあるのでシューズも買わずにすみます。ジム用に使っているシューズはアディアスのトレーニング用シューズでクッション性はあまりなさそうですが、トレッドミルそのものがある程度クッションがあるのでおそらく大丈夫…と考えました。しかしこの日のメニューは総走距離が26キロ、その距離でもそのシューズで大丈夫なのか、若干の不安はありましたが決行しました。
以下がこの日のメニューです。
  • 8km Eペース
  • 15km Mペース
  • 3km Eペース
一応このガーミンのワークアウトメニューを作成してあったのでこれを使おうと思ったのですが、うっかりForeAthlete945に転送するのを忘れていたため使用できませんでした。まあ単純なメニューなのでなくても特に問題はありません。
最近はジムではスタジオプログラムでの有酸素運動系グループプログラムに参加するだけで、ウェートトレーニングは滅多にしないですし、トレッドミルもスタジオプラグラムのスキマ時間にちょっと走るだけで普段は使いません。外の大自然の中で走る環境があるのに室内で走るのは全然好きになれないからです。とは言えこの日は特別な理由でトレッドミル26キロ走となりました。いままでトレッドミルではおそらく最大でも5キロしか走ったことが無いので26キロとか「どんだけ〜!}ってな感じですがまあものは経験で。
私の通っているジムのトレッドミルは結構新しいタイプのようですが、滅多に使用しないため今ひとつ使用方法がわからず、とりあえず走り始めたのですがペースの表示を速度からキロあたりのペースに変更できないのか、いろいろ画面をいじっているうちに何故かクールダウンモードになってしまいました。クールダウンモードになって速度が時速6キロに低下、これは困ると思ってクールダウンを取り消そうと思ったのでうがどうしても取り消せません。仕方がないのでクールダウンのまま時速を10キロまで上げて凌ぐことにしました。ところが今まで知りませんでしたが、クールダウンモードって、数十秒ごとに強制的にスピードが下がるのですね。Eペースで調子よく走っていたら急に速度が下がり、慌ててまた速度を時速10キロに戻すという作業を数回繰り返したのですが、これを26キロやり続けるのはどう考えても無理・・・と思い、仕方なく一回終了して再スタートすることにしました。切りの良い3キロ経過のところで再スタートです。
もう同じ過ちはおかせないのでペース表示が不満ですが画面は一切タッチせずに走りました。もともとジムのトレッドミルは時速表示だけかもしれないと思っていたのでMペースの時速も計算してありましたから特に不都合もありませんでした。
3キロ先に走っての再スタートですのでちょうど5キロからMペースに切り替えとなり、ボッとしていても忘れることなく切り替えられるでしょう。誤操作でバタバタした分、なんだかトレーニング効果を少し低下させたような気持ちになり、Eペースもキロ6分のスピードである時速10キロではなく、10.3キロに設定しました。ほとんどおまじないの世界ですね笑。そしてこのペースでガーミンデバイスはどう表示されているかと見たところ、キロ6:10〜6:15あたりを表示しています。10.3km/h だとキロ5:50くらいですが、6〜7%の誤差ですね、こんなものなのでしょうか。
トレッドミルのディスプレイには、海外のトレールランコースや市街地などをあたかも走っているかのように見える映像が流れています。まあこれはこれでなかなか良いです。並んで走っている他のランナーを見るとテレビを見ている人が殆どのようです。私はテレビもトライしたことがありますが、どうしても自分には馴染まないです。そもそも普段からあまりテレビを見ないので・・・。海外ドラマでもやっていれば少しテレビに集中できるかもしれません。
そしてMペースへの切り替えの時がきて、速度アップのボタンで11.4キロに設定しました。キロ5:16のペースです。しかしガーミンデバイスはキロ5:50前後を示しています。これは11%の誤差でかなり大きな誤差ですね。後から取扱説明書や色々とネットで調べたところ、ガーミンデバイスに内蔵されている加速度計を使って収集している、普段走っているときの腕や身体の動きのデータをもとにトレッドミルを走っているときのスピードを予測しているとのことです。しかし10%の差はちょっと大きすぎる感じですね。でもGPSで距離が測れないので仕方ありません。
気にせず走り続けました。それにしてもMペースで15キロはトレッドミルでは永遠のように長い時間です。トレッドミルのディスプレイ上の海外のコースも、何巡もしているように感じられました。
20キロくらい走ったあたりで、右隣に少し前に来て走っていたおじさんから、「あんた随分長いこと走ってるね〜、マラソンとかしてるの?」と声をかけられたので、「フルは走ったことがないけれどハーフなら何回か走ったことあります」と言ったら、「私は東京マラソンに11年目にしてようやく当たったので今年出るんだよ〜」と言われ、「あれ、そうですか、私も出るんです。それで今トレーニング中なんです。」と言ったのですが、どうもあまり聞き取れなかったらしく、「トレーニング中」だから邪魔するなと言われたと思ったらしく、「失礼しました」と言ってその後話しかけてこなくなりました。
長い長い15キロのMペースが終わり再度Eペース3キロも結構長く感じましたがようやく終了しました。
トレッドミルを降りたら、結構足首周りがアキレス腱やら内側くるぶしの後ろあたり(後脛骨筋腱と呼ぶらしいです)が痛みが出ていて結構ダメージが大きかったです。2日後に皇居周回しましたが、いつものNike Zoom Pegasus 36で走り出した瞬間に「すごいクッション」という実感がありました。普段気づいていなかったですが、やはりランニング用のシューズはクッション性が非常に高いのだとあらためてわかりました。今後はジムに置いておくシューズもクッション性の高いシューズにしようと思います。
さて、ForeAthlete 945で計測したトレーニングですが、実際に走った距離よりもだいぶ少なく記録されました。終了時にアクティビティを保存する際、そのまま保存するか距離を修正して保存するかを選択することができます。修正したらその後どういう反映がされるのかその時はわかりませんでしたが、36キロちょうどに修正して保存したところ、当然のことながら平均ペースは修正後の数値になりました。Garmin Connectで詳細を確認したところ、さすがにラップのペースまでは修正されていませんでした。したがって、Garmin Connect上では、各ラップの数値の集計と、最後の合計値が一致していません。この辺りはもう少し工夫ができるのではと思いましたが途中でペースが変わると難しいのかもしれませんね。