(解決済)ForeAthlete 945にJabra elite active 65t が接続できないときの回避策
2020年10月9日追記:
ここに記述した問題は、最近のソフトウェア・アップデートで修正されたものと思われ、現時点で現象は再現していません。将来類似の問題が万一出た場合の対処の参考のためエントリーとしては残しておきます。
大変気に入っているForeAthlete 945ですが、この小さな筐体にこれだけの機能を搭載しているわけですのでトラブルがゼロというのは期待するほうが悪いというものです。回避策のないトラブルは困りますが、回避策があるものは私は特に気にせずその回避策で対処します。万一同じ現象に遭遇した人は是非これを試してみてください。私はこのForeAthlete 945は大変気にいっていて、マイナートラブルを補って余りある素晴らしい機能が詰まっていると思います。一度知ってしまえばマイナーなトラブルではありますが、皆さんもそのような場面に遭遇されたときは回避策を見つけるのに苦労されるかもしれませんのでご紹介しておきます。
JabraのBluetoothヘッドセット elite active 65t がフットポッドとして認識される
私はランニング中は結構音楽を聞きながら走ることが多いのですが、今使用しているヘッドセットはJabraのelite active 65tです。このヘッドセットはこれまで使用したBluetoothヘッドセットの中でも最も私の耳の形状に適していて、どんなに激しいトレーニングの時でも全く落ちる心配がない上、バッテリーのもちも良く大変気に入っています。
この問題はもしかすると私が所有しているJabra elite active 65t の個体に固有の問題かもしれません。なぜなら、このヘッドセットモデルはForeAthlete 945と組み合わせる動作確認済みヘッドセットとしてガーミンのサポートサイトにも掲載されている数少ないヘッドセットの一つだからです。
https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=FnVJLBvvw51RfH3OE2YUO6
ヘッドセットの分野では有名メーカー品ですしガーミンが動作確認済みとして掲載しているのでこのヘッドセットを使用しているユーザーは多いと思います。皆が同じ不具合を経験していればきっとあっという間に不具合情報が共有されて修正がされると思うのですが、約1年経過してまったく修正されないので私のJabra個体特有の問題ではと思うわけです。Bluetoothデバイスとして登録するときにシリアル番号のような個体識別番号が登録されますが、私のヘッドセットの識別番号が誤ってフットポッドと認識されるのでしょうか。同じ問題に遭遇した人がいたときのために念の為紹介しておきます。
突然音楽が聞こえなくなった!
このヘッドセットとForeAthlete 945の組み合わせで調子よく音楽を聞きながら走り始めた数回後のことですが、なぜかForeAthlete 945とヘッドセットが繋がらず、音楽が聞けなくなりました。家を出て走り始めてから音楽を聞こうとForeAthlete 945内蔵の音楽プレーヤーを起動して再生しようとするのですが全くヘッドセットと繋がらず当然音楽も聞けないのです。仕方なく音楽無しでランニングを済ませ、自宅に戻ってから再度じっくりヘッドセットとのペアリングをやり直して音楽が再生できることを確認し、安心したのも束の間、その次のランニングのときにもやはり音楽が聞けなくなりました。
ForeAthlete 945をリセットして再度すべて設定し直したりも何度か行いましたが結果は同じでどうしても音楽が聞けないのです。
原因と対処法
リセット5回目くらいの後にランニングに走り出したある朝、あることに気づきました。RUNアクティビティを開始してしばらくして画面に「追加 FP - Jabra Elite Acti」という表示が出ているのです。
この表示、前にも出たかもしれませんが(というより出ていたはずですが)、何も考えずに「はい」を選択していました。しかしこれが原因でした。何故か私のJabraヘッドセットがForeAthlete 945にフットポッドと勘違いされて、フットポッドとして登録されていたのです。画面表示にはFPと略されて表示されているのでフットポッドのことだとは気付かず、画面にはJabraヘッドセットのモデル名が表示されていたので何も考えずに「はい」を選択していました。「はい」を選択すると音楽が聞こえなくなるだけでなくヘッドセットから「Connected」と「No device connected」というガイダンスの声が繰り返し聞こえるようになり明らかにおかしいとわかります。
ここで「いいえ」を選択することにより無事Jabraヘッドセットはヘッドセットとして登録されたままとなり音楽が聞けるのです。一度「いいえ」を選択すればForeAthlete 945はそれを覚えていてくれるので次回以降は操作不要となります。「はい」を選択してしまうと、その選択を覚えてくれてしまうので次回以降ずっと音楽が聞けなくなります。そうなってしまった場合には設定モードに入って、誤ってフットポッドとして登録されているJabraヘッドセットを削除することにより再度ヘッドセットが繋がるようになります。
この事象は、ForeAthlete 945の電源を入れ直したり、GPSソフトウェアの更新やファームウェアが更新されるたびに再度出てくるのでそのときには慌てずに「いいえ」を選択するようにすれば問題ないです。
まとめ
Jabraヘッドセットが何故か繋がらないときの対処法
<すでに繋がらなくなっている場合>
- 設定モードに入る
- 「センサー」を選択
- 「FP - Jabra Elite Act」を選択
- 「消去」を選択
- 削除しますか?で「はい」を選択
これにより、すでに以前ヘッドセットとペアリングしていた場合にはペアリングが復活しますので正常にForeAthlete 945 と接続できるようになり音楽が再生できるようになります。まだペアリングしていなかった場合にはペアリングをしましょう。
<ForeAthlete 945の電源を入れ直した場合およびForeAthlete 945 ソフトウェアのアップデートがあった場合>
- Jabraヘッドセットを耳に装着する
- ForeAthlete 945でRUNアクティビティを起動する
- しばらくするとブブッという振動とともに「追加 FP - Jabra Elite Acti 」と表示される
- 迷わずに「いいえ」を選択する
以上により心安らかにJabraヘッドセットで音楽を聞き続けることができます。
簡単な回避手順で回避できるので一度理解してしまえば特に問題はないですがこれが分かるまでにだいぶ時間がかかりました。