Garmin Connect でワークアウトをカレンダー予約
きょうは、Garmin ConnectやGarmin Connect Mobileで作成したワークアウトを実際にトレーニングに使う方法について以前ご紹介したのとは異なる方法について説明します。
以前、ガーミンのForeAthlete 945のワークアウト機能を使ってトレーニングするために、Garmin Connect Mobileや Garmin Connect上でワークアウトを作成し、それをForeAthlete 945に転送、実際にトレーニングでワークアウトを実行、さらに実行結果をGarmin Connect Mobile、Garmin Connectで確認する方法についてお伝えしました。
「準備編」の最後のステップ「ワークアウトをガーミンデバイスへ転送」でワークアウトをForeAthlete 945に転送した場合、実際にワークアウトを実行する際には、「実行編」で説明したとおり、ForeAthlete 945でRUNアクティビティを起動したあと、実行するワークアウトを選択して実際のワークアウトを行います。
実は、作成したワークアウトをForeAthlete 945に転送する方法として、もう一つ、Garmin Connect、Garmin Connect Mobileのカレンダーにワークアウトを予約するという方法があります。
Garmin Connect Mobileを例に説明します。ワークアウト作成後、右上のメニュー（３つの点）をクリック、「カレンダーに追加」をクリックし、「日付の選択」欄でワークアウトを実施する日付を選択すると作成したワークアウトが指定した日に予約されます。
カレンダーにワークアウトを予約しておくと、予約した日にForeAthlete 945でRUNアクティビティを起動すると自動的に予約したワークアウトを実行するか聞かれます。ここで「ワークアウト開始」を選択するだけでワークアウトに移行することができます。
カレンダーにワークアウトを予約しておくことのメリット大きいです。普通の方法でワークアウトを転送した場合には、ウォームアップのため走り出してからRUNアクティビティを起動し、転送済みのワークアウトのリストから、使いたいワークアウトメニューを選ぶことによりワークアウトを開始します。でも日常的にトレーニングしている人であれば、毎回違うメニューで練習しますので、手間を省くために複数のワークアウトメニューを事前にForeAthlete には転送してあると思います。ところが、走りながらリストの中から適切なメニューを選択するのは少なからずストレスになります。特に私のように老眼が進んだ眼で周囲が暗いと尚更です。事前にカレンダーに登録しておけば、その日に予約してあるワークアウトメニューが自動的に呼び出されるので何も考えずに「ワークアウト開始」を選択してワークアウトに移行することができるのです。これは実に快適です。
逆にカレンダーにワークアウトを予約しておくことのデメリットは思いつく限り一つしかありません。それは天候や体調などの都合でワークアウトを予定の日に実施せず別の日に延期した場合には、Garmin Connect MobileやGarmin Connectを使ってカレンダー上のワークアウトの予定も移動しておかないと、実際に走り始めてからワークアウトに自動的に移行できない事態になります。従ってうっかり忘れたときのために同じワークアウトを普通の方法でもForeAthlete 945に転送しておくことをお勧めします。万一走り始めてRUNアクティビティを起動したときに、自動的にワークアウトに遷移せず「あぁ、しまった」と気づいても落ち着いて普通のワークアウト選択メニューから該当ワークアウトを選択して実行すれば良いからです。
どうでしたか？とても便利な機能なのでぜひ使ってみられることをお勧めします。
