5km タイムトライアルで心折れる - 走るダンシャクのブログ

5kmタイムトライアルをしようと思ったきっかけ

昨年の秋から本格的にフルマラソンのトレーニングを始めましたが、長距離に照準を合わせたトレーニングばかりしていたので5kmのタイムとかは測ったことがなかったです。今回の新型コロナウィルス禍でテレワークとなってできた時間でランニング関係のYoutube動画もいろいろ見ているのですが、SUIさんのYoutubeとか見ていてちょっと自分も測ってみようかと思いたちました。5kmは学生時代に部活のクロストレーニングで時々走っていましたが陸上で長距離をやっている人から見たらかなり遅い部類です。だいたいいつも22分台、良い日でも21分台でした。一昨年、会社のランニング仲間と5km×4のリレーに参加しましたがその時のタイムは23:24でした。学生時代の頃からすでに30年以上経過していてこの30数年は途中ほとんど走っていませんでしたのでその割には悪くないのではと思っていました。そして昨年からフルマラソントレーニングを半年以上行ってきて、VDOTもVO2MAXも向上した今、再び22分台に乗れるのではという期待もありました。なにしろ、ForeAthlete 945のVO2MAXの測定値の下には予想5キロ 20:23とか出ていますし、VDOT 42の場合の5キロ予想は23:05です。VDOTの方だと23分切れてないですがちょっとラストスパート頑張れば切れるのではと甘く考えていました。それにしてもVO2MAXからの予想値とVDOTからの予想値のこの開きはかなり激しいですね。

5キロで23分とすると平均でキロ4:36なので4:40くらいからスタートして少しずつペースを上げていこうと考えて臨みました。

実際のタイムトライアルの結果は・・・

3キロ位ジョギングでアップして、その後3分休憩。できるだけ直線かつ最低限のアップダウンで5キロのコースをとりたかったので、多摩川の土手の下段、砂利道をスタートしました。

しかし走り出してすぐに後悔、このスピードだとシューズのグリップが足りずとても走りにくい路面です。なんだか一蹴り一蹴りで少しずつスリップして損しているような気がして必要以上に頑張ってペース維持につとめてしまった結果、最初の1kmは4:32と目標よりハイペースになってしまいました。しかし少しペースを落とそうにも砂利道だと今ひとつスピードコントロールが不安であまり落とせず、2km目は4:34と依然としてハイペース、このあたりからだいぶ苦しくなってきて、気持ち的にもハイペースで入ってしまったことへの後悔で一気にモチベーションがダウン、3km通過したところで苦しくてジョギングペースに落としてしまいました。止まりはしませんでしたが大幅ペースダウン。その後最後の1キロは徐々にスピードを戻して5キロ目の平均ペースは4:39、5キロ全体の平均ペースは4:46でタイムは23:50という結果に終わりました。不甲斐ないです。

昨年の秋からのトレーニングで心が折れたのは今回で3回目です。1回目は初めてTペース走を行った時、2回目は初めてForeAthlete 945の乳酸閾値測定機能を使用して閾値測定を行おうとして失敗した時です。今回は初めての5kmタイムトライアルでということですので考えてみれば毎回初めてのメニューで心が折れてます。初めてだと少し甘く見ているのかもしれません。次回は多少のアップダウンは諦めてなるべく土手の上段の舗装路を走るということと、スタートは絶対に 4:40より速く入らないということを守って臨みたいと思います。

余談

多摩川の東京側土手は昨年12月から補強工事のため土手上段北方向から多摩川大橋に抜ける道が閉鎖されていて、多摩川大橋を川崎方向に渡る際には一般道路に迂回しなければなりませんでしたが先ごろようやく閉鎖されていたところが開通しました。一般道路の迂回路は曲がり角で出会い頭に車が来そうでいつも気を遣う必要があり、特にポイント練習でスピードが上がっているときは少なからずストレスでしたがようやく解消されました。この土手はサイクリングコースを兼ねているので、さらに東京湾方向に南下するサイクリストのため、河川敷の下段に仮設の舗装路が作られていたのですが、この上段の多摩川大橋へ抜ける道の開通により、東京湾方面へ抜ける道へは多摩川大橋寄りの分岐路を使うようになったために、下段の仮設舗装路は舗装が撤去されていました。結構な距離できれいな舗装だったので撤去してしまったのはなんだか勿体ないです。お金かけて剥がす必要があったのですかね。