走るダンシャクのブログ

趣味でランニングを始めたオヤジが初めてのフルマラソンでサブ4を目指し達成した挑戦日記です。これまでは漫然と頑張ってトレーニングを行っていたのを、きちんと計画を立ててトレーニングをするようにしました。同じように初心者のランナーの方でフルマラソンでサブ4を目標としている人の参考になれば幸いです。

ランニングダイナミクスポッド

ガーミンのForeAthlete 945は、ランニングダイナミクスポッドと併用するとかなり詳しいランニングダイナミクスと呼ばれるデータを計測することができます。
 
f:id:running-danshaku:20190918122918j:plain
f:id:running-danshaku:20190918123304j:plain
ウォッチとポッドを別々に買った人は、最初にペアリングの設定が必要らしいですが、私はセット品を購入したので最初からペアリング済みでした。
マニュアルを読んだりネットで検索したり、何ができるのか調べてましたが、ふむふむなかなか凄そうなことがことができそうだとは感じましたが、イメージが今ひとつ湧かないのでまずは試してどんな数値が出るのか実践することにしました。
使い方は簡単です。ランニングパンツのウェスト後部にポッドのクリップになっているところで挟んで装着します。 これ以外の場所は不可だそうです。パンツのウェストのちょうどこの部分は縫い目があって少し盛り上がっているので、うまく固定できるのかと思いましたが全く問題ありません。それと、こんなクリップだけで、ランニング中に外れてしまわないかも心配でしたが、それも今のところ全く問題ないです。もう一つの心配は、背中のウェスト部分が擦りむけたりしないかという点でした。長時間走ってると些細な体への干渉が怪我に発展しますよね、例えばインナーパンツの縫い目が擦れて股間の皮膚がむけたりとか、シャツと擦れて胸が痛くなったりとか。でもこのポッドは私には全くそういうことは無いです。かなりなめらかな素材だからだと思います。(背中の皮が厚いのでしょうか。)
ポッドを取り付けたパンツを履いて、ForeAthlete 945のRunアクティビティを開始しランニングを開始すると、自動的にポッドによる測定も開始されます。そう、パンツに取り付ける以外は特にポッドの操作は意識する必要がないんです。スイッチとかも何もないので簡単ですね。
 

f:id:running-danshaku:20190918123022j:plain

ウェストの背中側に取り付けたランニングダイナミクスポッド

こんなんで本当に計測できてるのかと走っている間は思いますが、走り終わってGarmin Connect Mobileを見てみると、あらビックリ、Viviactive時代には見たことが無かったようなグラフがズラリと表示されました。
・ 上下動比(%)
・ 上下動(cm)
・ 接地時間バランス
・ 接地時間(ms)
上下動比は自分のストライドに対する上下動の比率で、小さいほど同じ距離を走っても無駄なエネルギー消費が少ないことになります。上下動は実際に体が上下する絶対値ですが、身長の高い人は大きく、低い人は小さくて当然なので、この絶対値を見るよりは上下動比を見たほうが参考になると思います。私は測り始めの今は8.2〜8.5%くらいでしたが
これは先日ご紹介した通り、意識することによりかなり変化します。疲れている時の方が高い傾向があるようです。
接地時間バランスは、左右の足が接地している時間の比率です。当然50%ずつが理想なのはマニュアルを読むまでもなく分かりますが、私の場合は、右足が51.0〜50.8%で、右足の方がたくさん使っているようです。そしてはたと気づいたのですが、1ヶ月ぶりに走って翌日筋肉痛が出たのですが、右脚ハムストリングの方が左に比べてだいぶ痛い状況でした。やはり実際に右脚を沢山使っているのだと思いますし、バランス改善しないと怪我の元になりそうです。更にグラフを眺めながら他のグラフとオーバーレイで見てみると色々な気づきがあります。まず、後半疲れてくると右脚をより使ってます。また、上り坂やウィンドスプリントをしている時も右脚をより使っています。やはり私は右脚を使う傾向があるようです。なかなか左脚をもっと使う意識を持っても思い通りにはならないのですが、色々意識の仕方を変えて練習をしていこうと思います。
接地時間は足が地面に付いている時間を示していてこれも値が小さい方が良いらしいのですが、どう改善して良いのかイメージが湧かないので、こちらも走り方をいろいろ試してどう変わるのかを見てみるつもりです。