新しい悩み
初めてのフルマラソンが東京マラソンになってしまい、せっかくなのでサブ4を達成しようという目標を立て、ダニエルズのランニング・フォーミュラを熟読し、そこに書かれているマラソントレーニングメニューに忠実に従ってこの半年ほどハードなトレーニングを重ねてきました。
いよいよ本番まで2週間ということで色々と悩んでいたところでした。
脚が攣りやすいのでふくらはぎの攣り対策のためにゲーターを購入しましたが、先日の小江戸川越ハーフではふくらはぎは問題は起きなかったのにハムストリングが攣りました。これの対策のためにハーフレングスの段階加圧式スポーツタイツを履くべきなのか。レース中の給水をどのタイミングでして給食は何をいつするのか、レース前数日の食事はどうするかなど、このところずっと悩んでいました。
しかしそれ以上に頭を悩ましていたのがレースペースです。サブ4を実現するのであれば平均5:40/kmペースで走れば良いわけですが、小江戸川越ハーフで実感したとおり最初の数キロは人が多くてかなりスローペースになるので、それも加味すると平均してどうなるのか。特に東京マラソンの場合は4万人近くが集結するのでおそらく混み具合も尋常では無いでしょう。そう考えると最初の3キロで2分くらいはタイムロスを見込むべきではと思います。
レース序盤のタイムロスも悩みの原因の一つではありますが、それにも増して悩んでいたのは4時間も同じペースで気持ち的に走り続けられるのかという問題です。日頃のトレーニングをしていて感じるのですが、単純なEペースのロング走よりも、インターバル走や乳酸閾値走のほうが気がつけば長距離を走りきっており、自分としてはそのように10キロや5キロを区切ってペースを変えたほうが最後まで頑張れるのではないかと思うわけです。
この数日、5キロ、10キロ単位で区切った間にリカバリーを1キロないしは2キロを挟んだらどうなるかを何パターンか机上試算していましたが、リカバリーをEペースまで落とすとやはりタイムロスが馬鹿にならないので、そこまでして時間を区切るのか、Eペースまでは落とさずにキロ当たり10秒くらい落として気持ちの区切りだけつけるのか、あるいはリカバリー区間のタイムロスが勿体無いからやはり一定のペースで走るべきなのかなどと深く悩んでいました。
取り敢えず今年の出走は無くなったので一旦悩みはお預けですが、来年の出場権がもらえるのかとか、今からまた一年頑張れるのかとか別の悩みが出てきました。来年の出場権が貰えればの前提ですが、準備期間が1年間余計に貰えたと前向きに考えることにします。